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Focus issue of NEX-7 and NEX-5N [機材]

以前、NEX-5N の AF が梅の花にフォーカスを合わせないと書きました。

NEX-7 の AF も同じ問題を抱えているようです。

測距エリアを固定し、白い花を入れて撮影しました。掲載画像では、右上の花です。
NEX7_focus_issue.jpg
フォーカスは花の少し後ろに合っています。
同じアングルで数回撮影しましたが、フォーカスの位置はどれも花よりも少し後ろでした。

無染色の試料の顕微鏡写真を撮影すると、初めての方はほとんどがジャストよりも少し後ろにフォーカス(アンダーフォーカス)を合わせてしまいます。アンダーフォーカスでは、微細な構造が消えて少し大きめの構造の輪郭がボケで太く強調され、一見するとコントラストを高く感じるためです。ソニーのコントラスト AF のアルゴリズムも同様なのでしょう。
白い被写体は明るくコントラストが少ないため、特に苦手なのでしょうね。

ソニーが E マウントカメラの AF を撮像面位相差検出に移行したのは、BIONZ で上記の現象を克服できなかったためではと想像しています。
パナソニックはコントラスト AF で頑張っていますが、フォーカシングレンズの高速駆動が必要なため、レンズが大きくなる
APS-C 型以上のセンサ機では難しいかもしれませんね。

It becomes a real for me to start the ending of D5100 [機材]

ニコンが AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR を発表しました。
”欲しい”と思ったのですが、AF-P なので D5100 では使えません…。

D5100 の発売日は2011年4月21日ですが、その少し後(同年12月22日)に発売されたニコン1用マウントアダプター FT1 は AF-P レンズを制御可能です。多分、ニコン社内的には、D5100 発売時に AF-P レンズ制御プロトコルの概要は出来上がっていたと思います。ファームウェアアップデートで対応できるような準備を、D5100 にしておいて欲しかったです。

さて、D5300 の中古でも探しましょうか。

Specification of Nikon NC81366W B/W sensor [機材]

今更ですが、Nikon D4 に搭載されている 16 M 画素センサの簡単な仕様が公開されています。

記録画素数:4908x3264ピクセル(全画素)、1636x1088ピクセル(縦3横3画素平均)
量子効率:77%
飽和電荷量:60000e-(typ.)
読み出しノイズ:2.2e-(typ.)
暗電流ノイズ:0.6e-/p/s(Ta=25℃)(typ.)
ライブ表示モード:全画素 4908x3264(最高6fps)、縦3横3画素平均 1636x1088(最高45fps)

量子効率の波長依存性も公開されています。

価格は、モノクロの DS-Qi2 が「カメラ、制御用パソコン、ACアダプタ、USBケーブル、画像統合ソフトウェア「NIS-Elements D」」を含む標準セットで 1,770,100円(税別)で、ベイヤ配列カラーフィルタが載った DS-Ri2 は標準セットで 1,380,100円(税別)です。
DS-Qi2 の方が高価なのは、電子冷却装置が搭載されているためです。

Oh Nikon1 V1 and 2, you were too early [機材]

ソニーが Alpha 9 を発表しました。
製品の姿は、5年前の Nikon1 V2 を彷彿させます。
V2_A9.png

像面位相差AF追従での高速連続撮影時の発熱と消費電力が許容範囲に入る最大のセンサーサイズは、5年前は1型だったのでしょう。
Nikon1 1 V1 と V2 の製品コンセプトは、早すぎたのかもしれません。

Collaboration of Nikon with Konika-Minolta [機材]

ニコン AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED はコニカミノルタとの共同開発かもしれません。

AF-S24mmF18GED.png
AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED のレンズ構成図です。

JPA_429003807_000007.gif
ニコンとコニカミノルタが共同で申請した”特開2017-003807”の実施例4です。

実施例4各種データ
f = 24.43
FNO. = 1.86
2ω = 84.4
y'max = 21.6
TL = 124.37
BF = 38.46

しかし、24mm f/1.8G ED と実施例では非球面の位置が異なるので、没案の申請でしょうか。

Re-evaluation of KP and D500 at ISO819200 [機材]

Dpreview に KP のスタジオ撮影結果が掲載されました。
低照度照明下での撮影結果です。

手元でも現像し、比較しました。
Dpreview のスタジオ撮影では、低照度条件で KP と D500 の共に、絞り f/5.6、シャッタ速度 1/2500 秒です。

KP の ISO819200 設定撮影画像の一部です。
KP_ISO819200.png

D500 の ISO819200 設定撮影画像の一部です。
D500_ISO819200.png

カラーチャートに含まれるグレースケールで色温度を合わせているのですが、とても同じ色には見えません。
その原因は、KP の画素の多くが飽和しているためです。以下に現像時のヒストグラムを示します。

KP です。
KP_histgram.png

D500 です。
D500_histgram.png

画素数は KP が D500 よりも2割ほど多いため、逆に画素の面積は2割ほど KP が小さく飽和し易い可能性があります。しかし、KP の飽和画素はそれでは説明できないほどの数です。多分、アナログアンプのゲインが D500 よりも大きいのでしょう。

ISO819200 設定での画質は、KP よりも D500 が明らかに良いと感じました。
D500 の画像には色を感じますが、KP の画像は色が分かりません。

Evaluation of KP and D500 at ISO819200 [機材]

2月15日に、Imaging Resource に掲載された KP と D500 の超高感度画像比較について、批判的な記事を書きました
その記事にいただいた FT さんのコメントから、KP は ND8 フィルターを付けて撮影しているらしいことが分かりました。Imaging Resource が比較に用いた D500 の画像は ND フィルター無しで撮影しているので、撮影条件が全く同じとは言えません。そこで、Imaging Resource のサンプル画像を調べたところ、D500 に ND8 フィルターを付けて撮影した画像が公開されていました。
D500 での撮影画像はここで、KP での撮影画像はここです。

カメラの ND8 フィルターを付けて ISO819200 で撮影した画像の RAW を DCRaw で現像し、 16 bit TIFF で保存しました。RawTherapee で露出とカラーチャート部のグレーを利用して色温度を補正して 8 bit TIFF で保存し、ImageJ でカラーチャート部を切り出して png 形式で保存しました。
KP の露出はオーバー気味だったため補正していませんが、D500 は+2段の露出補正を行っています。
どちらもノイズリダクションは行っていません。

まずは、KP です。
KP_ISO819200-ND8.png
カメラ内 jpeg はこちらです。

次に、D500 です。
D500_ISO819200-ND8.png
カメラ内 jpeg はこちらです。

同じ撮影条件の KP と D500 の超高感度設定画像を比較すると、 ノイズに差は感じませんが、色は D500 の方が残っていると感じます。”KP は D500 よりも優れている”という報告はキャッチーですが、公正な比較を行うと、疑問のある結論です。Imaging Resource には、もう少し正確な記事をお願いしたいですね。

Complementary pair [機材]

16-50mm を付けた NEX-5N と 55-300mm を付けた D5100 をペアにすると、35mm フルフレーム換算で 24-450mm を同じセンサーでカバーできます。
55-300_16-50.jpg
イベント撮影では重宝します。

Inexplicable phenomenon of Pentax (Ricoh) KP about ISO setting [revised 2017.02.15] [機材]

Imaging Resource が、ペンタックスKPの高感度画質が優れていると報告しました。
ISO819200 での撮影画像を KP と D500 で比較していますが、それを見る限り KP の画質が明らかに優れています。

【注記 2017.02.15】
FT さんから、KP は高感度撮影時に ND8 フィルターを付けている可能性をご指摘いただきました。そうであれば、辻褄が合いますので、最後の想像には取り消し線をいれました。

しかし、ファイルEXIF 情報を見ると、両機の露出条件が大きく異なっています。
EXIF 情報は、Imaging Resouce の Comparometer でご覧いただけます。
ISO819200 での KP はシャッタ速度 1/6000 秒, F8.0 ですが、D500 はシャッタ速度 1/8000 秒, F32.0 です。露出が4段以上異なっています。

照明条件が異なっているのかもしれませんが、ISO100 での露出は KP が 1/8 秒, F8.0 で、D500 は 1/15 秒, F8.0 と1段の違いしかありません。D500 撮影画像の EXIF ではシャッタ速度が高速になった後は単純にF値が大きくなっているので、撮影の途中で照明の一部が落とされた可能性も低いと考えています。

KP 撮影画像の EXIF に記録された ISO 値を調べると、ISO102400 以上の設定では 65535 に固定されていました。この値を境に何かが起こっているのでは思い、ISO51200 と ISO102400 設定での露出を見ると、ISO51200 は 1/5000 秒, F8.0 で、ISO102400 では 1/800 秒, F8.0 でした。 ちなみに D500 では、ISO51200 は 1/4000 秒, F11.0 で、ISO102400 は 1/4000 秒, F16.0 です。少なくとも D500 での撮影は照明が一定です。

想像ですが、KP の撮像センサーには複数のモードがあり、ISO65535 を境に感度が切り替わるのでしょう。ペンタックスリコー)は、ISO値を高感度領域では実値ではなく、感度の段数変化の目安としているのかもしれません。

Which image do you like? [機材]

Canon G1 X を持ち歩いていましたが、多くの方が指摘されていたように、最短撮影距離の長さに不満を感じていました。
そんな折に、Sony E PZ 16-50 mm の未使用中古品を見つけ、つい購入してしまいました。

E PZ 16-50 mm を装着した NEX-5N は G1 X よりも小型・軽量で、カバンが軽くなりました。
NEX-5_G1X.jpg
左が NEX-5N で、右が G1 X です。センサーは NEX-5N の方が大きいんですよね…。

E PZ 16-50 mm 広角端(16 mm)の歪曲収差は大きいのですが、周辺部が引き延ばされた補正画像は何処か不自然で、未補正の方が素直で好みです。
EPZ1650_16.jpg
上がRawTherapee によるレンズ収差未補正の現像で、下がカメラ内補正画像です。
【2017.01.18 画像の説明を修正しました。】