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Patent application of standard zoom-lens for APS-C with rear-wide-converter from CANON [Pantent]

キヤノンが、リアワイドコンバーターレンズを内蔵した APS-C 用標準ズームレンズ光学系の特許を申請しています。

【公開番号】特開2017-90772(P2017-90772A)
【公開日】平成29年5月25日(2017.5.25)
【発明の名称】コンバーターレンズ及びそれを有する光学系

【各種データ】
      広角端 中間 望遠端
焦点距離 18.40 37.44 104.00
Fno 4.00 4.64 5.89
半画角ω(度) 36.59 20.04 7.48
像高 13.66 13.66 13.66
レンズ全長 149.30 165.77 191.31

【各種データ(コンバーター利用時)】
      広角端
焦点距離 15.40
Fno 3.35
半画角ω(度) 41.57
像高 13.66
レンズ全長 149.30

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実施例1の光学系の広角端におけるレンズ断面図

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(A)、(B) 実施例1の光学系の無限遠合焦時の広角端、望遠端における縦収差図

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実施例1のコンバーター装着時の広角端における無限遠合焦時の縦収差図

私は、リアテレコンバーター付きの望遠レンズは存在したと記憶していますが、リアワイドコンバーター付きレンズを知りません。

本申請の光学系は、マスターレンズ広角端のイメージサークルを、リアコンバーターで APS-C サイズに縮小していることになります。したがって、マスターレンズ広角端のイメージサークル径は少なくとも 31.9 mm となり、キヤノンの APS-C (直径 26.7 mm)だけでなく、一般的な APS-C (直径 28.3 mm)だけでなく Super 35 (直径 28.5 mm)もカバーします。
マスターレンズはキヤノン以外の EF マウントシネマカメラ での使用を考慮して設計し、イメージサークルがもったいないのでリアコンバーター系を付けたのかもしれません。

A rose is a rose is a rose [Small Square World]

ベランダのバラが、更に増えていました…。
new_rose.png
【撮影・現像条件】
Camera: Sigma DP3 Merrill, Lens: 50mm f/2.8 with Close-Up lens (Canon 250D), Aper.: f/8, Ex.: 1/4 sec, ISO: 100, Image area size.: 1 x 1 cm

ファイルは可逆圧縮で、デコンボリューションのような分解能を上げる処理は行っていませんので、ピクセル等倍あるいはそれ以上でご覧いただくと、DP3 Merrill カメラシステムの素の分解能がわかります。

Patent applications of zoom lens presumably for PowerShot G17 (or S100 successor) and G9 X Mark II [Pantent]

キヤノンが PowerShot G17 (あるいは S100 後継機)用および PowerShot G9 X Mark II 用と思われるズームレンズ光学系の特許を申請しています。

【公開番号】特開2017-90686(P2017-90686A)
【公開日】平成29年5月25日(2017.5.25)
【発明の名称】光学系及びそれを有する撮像装置

【実施例1 各種データ】 PowerShot G17 用
ズーム比 4.71
焦点距離 5.36 15.23 25.24
Fナンバー 1.85 4.26 5.87
半画角 35.78 16.98 10.44
像高 3.86 4.65 4.65
レンズ全長 44.28 41.62 50.50
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実施例1の光学系の無限遠物体にフォーカスしているときのレンズ断面図
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(A)、(B)、(C)実施例1の光学系の広角端、中間のズーム位置、望遠端それぞれにおける無限遠物体にフォーカスしているときの収差図

なんと、このレンズにはマクロ撮影用レンズ群が挿入され、最大で 2.1 倍の撮影が可能です。
詳細は特許申請文献をご覧ください。
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実施例2の光学系の第2のフォーカス領域におけるレンズ断面図

【実施例4 各種データ】 PowerShot G9 X Mark II 用
ズーム比:2.88
焦点距離 10.40 15.85 30.00
Fナンバー 2.06 3.75 4.90
半画角 32.34 26.49 14.75
像高 6.59 7.90 7.90
レンズ全長 51.68 49.51 55.25
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実施例4の光学系の無限遠物体にフォーカスしているときのレンズ断面図
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(A)、(B)、(C)実施例4の光学系の広角端、中間のズーム位置、望遠端それぞれにおける無限遠物体にフォーカスしているときの収差図

キヤノンは 1/1.7 型センサ機を諦めていないようです。
PowerShot G17 が楽しみですね。

【追記 2017.05.25】
実施案1だけなら S100 後継機が適当です。しかし、マクロ撮影用レンズ群が追加される場合は、レンズ系を収めるために G17 のボディが必要でしょう。

CMOS Image Sensors Overlaid with Crystalline Selenium-based Heterojunction Photodiode [技術]

明日から、NHK 技研公開2017 が始まります。
ここ数年間、アバランシェ増幅が可能なセレンを光電変換膜に使っている撮像素子に注目しているのですが、今年もポスター発表があります。
「光電変換膜を積層した固体撮像デバイス」
概要からは構造の詳細は分かりませんが、このデバイスに関連すると思われる特許が NHK から申請されています。
「結晶セレン膜を含む光電変換層を有する光電変換素子」
2015年の時点で見かけの量子効率が 100% を超えていましたが、結晶粒子を小さくするためにセレン膜を薄くする必要があり、長波長光の感度に問題があったようです。しかし、紹介した特許申請では、2層構造にすることで膜厚に依らず粒子径を小さくできるとしています。
実用的なサイズで高感度の8Kビデオカメラが、実現されそうです。

Patent for 14mm wide-angle lens of dp0 Quattro [Pantent]

シグマ dp0 Quattro に搭載されているディストーション・ゼロ広角レンズの特許申請です。

【公開番号】特開2016-139087(P2016-139087A)
【公開日】平成28年8月4日(2016.8.4)
【発明の名称】結像光学系

[各種データ]
焦点距離:13.98
Fナンバー:3.53
全画角2ω:90.74
像高Y:14.20
レンズ全長:89.25
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【図1】実施例1の無限遠におけるレンズ構成図
バックフォーカスやフランジバックに配慮する必要がないためでしょうか、レンズ配置に余裕を感じます。

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【図2】実施例1の撮影距離無限遠における縦収差図
歪曲収差だけでなく、球面収差と非点収差も極めて小さいですね。

JPA_428139087_000006.gif
【図3】実施例1の撮影距離200mmにおける縦収差図

dp0 Quattro のレンズ仕様は F4 ですが、レンズ構成と歪曲収差からは F3.5 の実施例1が使われているようです。
周辺光量との兼ね合いで、製品では最小 F 値を少し絞って 4 にしたのでしょうね。
シグマらしい贅沢な判断と感じます。

ちなみに、DP Merrill と dp Quattro の 1 ~ 3 に搭載されているレンズ光学系は、シグマが特許を取得しています。
19 mm, 30 mm, 50 mm です。
詳細な性能に興味がある方は、是非リンク先の特許文献をご覧ください。
専用設計の凄さが分かります。
その代償に、DP/dp1 のレンズは交換できそうにありません…。

【注記 2017.0603】
DP/dp2 用とした光学系は、仕様は一致しますが、レンズの詳細が DP/dp2 と異なっていました。
私の同定が誤っていました。申し訳ありません。

Color gradation [Small Square World]

ベランダのバラの品種が、いつの間にか増えていました。
ColorGradation_color.jpgColorGradation_monochrome_compressed.png
花びら数枚の間に、わずかな緑からピンクへと色が変化しています。
モノクロームでは、影の変化に見えますね。

【撮影・現像条件】
Camera: Sigma DP3 Merrill, Lens: 50mm f/2.8 with Close-Up lens (Canon 250D), Aper.: f/8, Ex.: 1/50 sec, ISO: 100, Image area size.: 1 x 1 cm
モノクローム画像は PNG ですが、ファイルサイズが 1 MB を超えたため TinyPIN で非可逆圧縮してします。

接写ではバラの品種の違いは判断できませんね…。

【追記 2017.05.22】
PNG ファイルの可逆圧縮最適化ソフトウェア Romeolight PNGmicro 2.1 をつかったところ、2/3 程にファイルサイズを減らすことが出来ました。
ColorGradation_monochrome.png
PNGmicro はインストール不要な Portable 形式も配布されていますので、遅くはなりますが OS の安定性には安心です。

Partially shaded pixel is not only for a phase detection but an estimation of a black level offset [Pantent]

シグマの Quattro センサには位相差検出画素が存在しますが、黒レベルのオフセットにも利用しているようです。
【公開番号】特開2016-213594(P2016-213594A)
【公開日】平成28年12月15日(2016.12.15)
【発明の名称】撮像装置

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遮光パターンの例です。
JPA_428213594_000008.gif
画像処理の概略です。

オプティカルブラック領域が不必要になるので、製造過程の簡略化やウエハの利用効率向上のためでしょうか。

特許申請文献から、Foveon センサは、画素は出力が log 特性を持つように形成されていることと、画素毎に異なる感度特性とパターンノイズのデータがセンサ内メモリに保存され出力時に補正されることも分かりました。更に、遮光画素の出力はメディアンフィルタで置換していることも分かりました。

Various type of 35 mm, f/1.4 for 35 mm full-frame mirror-less and silver halide photographic glass dry plate from Konica-Minolta [Pantent]

少し前ですが、コニカミノルタが、ライカ判センサのミラーレス用 35 mm, f/1.4 の様々な光学設計を特許申請しています。
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何れかの仕様が、何れかのレンズメーカーから発売されるかもしれません。

コニカミノルタは、モノクロ写真ガラス乾板の関する特許も申請しています。
現在でも、フォトレジスト用マスクとしての需要があるようです。

Patent applications of tele macro lens from Fuji film [Pantent]

富士フイルムから、中望遠マクロレンズ光学系の特許が申請されています。
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申請の仕様では焦点距離が 1mm ですが、無限遠での画角が 27° なので中望遠です。
インナーフォーカスのためか至近距離での歪曲収差が大きいので、電子補正前提ですね。

Patent of low noise MOSFET for ADC from Sony [Pantent]

ソニーから、イメージセンサ埋め込み ADC 用低ノイズ MOSFET の構造に関する特許が申請されています。

【発明の名称】MOS型電界効果トランジスタ、半導体集積回路、固体撮像素子、及び、電子機器
【公開番号】特開2017-69231(P2017-69231A)
【公開日】平成29年4月6日(2017.4.6)
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【図17】AD変換器の出力ノイズデータの累積頻度のプロットグラフ

劇的な低ノイズ化ではありませんが、PD の低ノイズ化と掛け算で効きますので、ソニー製イメージセンサの低ノイズ化(高感度化)は止まらないようです。